TAO均整閑

なぜよくなるか

TAO均整閑はマイウェイ、オリジナルを追求していますが、考え方のベースは身体均整法(均整法)です。
均整法の中から、当所の業務に関係する考え方を紹介します。一般の方にわかりやすくアレンジして説明しました。当所へのご理解の参考として下さい。

歪みを整えれば体はよくなる

TAO均整閑の仕事に共通する基本は、体の歪みを整えることです。
半世紀も前から、体の歪みは身心の問題の「かなめ」と指摘してきたのが、身体均整法と操体法という健康法です。均整法の「体の歪み」の考えを簡単に説明します。

どうして体は歪む?

かたよった体の使い方をしていると、一定の筋肉だけがこわばることや、発達するということがおこります。その筋肉が付いている骨は、そちらに引っ張られた状態になります。
このような状態が「体の歪み」です。
打撲、過労、精神的ショックなども歪みの原因になります。

体が歪むと

人体の歪は、傾いた家に例えられます。
家が傾くと、家の中のドアが閉じなくなったり、水道管にひびが入って水漏れを起こしたり、ひどい傾きでは電気の配線にショートを起こしたりします。
傾きの程度で、軽微な影響から、住めないような状態まで様々の影響があります。
家の傾きが軽度のときには、家としての快適さを損なう程度ですが、ひどい傾きでは家としての役割さえ果たさなくなるでしょう。
人体の歪も程度によって、痛みなどの不快感程度の影響から、生命活動への影響まで、状態によっていろんな現れ方をします。

歪みを整える有効性

歪みを取り除くということは、自然治癒力が充分に働く環境を整えるということです。体を整えることにより体の問題の軽減・解決を目指します。
体の問題の多くは、体の歪みが原因であるか、条件になっています。
ただし、すべての体の問題が歪みから来るわけではありません。
栄養失調、強い精神的トラウマ、伝染疾患などは、しかるべき措置をとるべきものです。
しかし、そのような原因のとくにないとき、体の歪みからきていることを考えてよいと思います。
病院に行っても不調がまったくよくならなかったのに、整体や均整法を受けたら問題を感じなくなったというのは、体の歪が原因であったことが多いのです。

均整法でいう体の歪み

均整法でいう体の歪みというのは、骨格の問題だけをいうのではありません。
骨格だけを矯正してもよい状態を保てないとか、体の歪みを整えることが困難なことがあります。
ひとによって、内臓の働きや、筋肉の状態が変わらなければ、歪みが整わないことがあるのです。
骨格の姿、筋肉の状態、内臓の働き、この3つをサポートして体の歪みを整えるのが身体均整法です。ここに身体均整法による調整の合理性があります。
(以上の説明は、他の「均整」の看板を掲げるところの代弁をするものではありません。TAO均整閑の説明、あるいはご自身の考え方の参考としてお読み下さい。)

なぜ健康・容姿・集中力をサポートできるか

均整法では外形(骨格の姿)、活力(内臓の働き)、柔軟性(筋肉の状態)を体の三要素ととらえます。下図、点線の円で囲った内側の部分です。
三要素それぞれの状態と、三要素のバランスが、体の状態を作り、容姿(美容)・健康・頭脳活動のありようをつくり出しているのです。
三要素が変われば、容姿、頭脳活動、健康の状態が違ったものになるということです。

三要素と容姿・健康・頭脳活動の関係

外形、活力、柔軟性という三要素の1つあるいは2つのことが主な原因になって、体のいろいろの問題が起きるのです。
ひとそれぞれで必要なものが違うわけです。
つまり、あなたには何がとくに必要かということです。三要素だけが均整法の考え方ではありません。
しかし、三要素は、均整法の重要な基本です。
調整全体の流れで、これを基本とするのが均整法本来の姿とされています。

均整法の調整と三要素

まず外形、柔軟性、活力という三つの要素がどうなっているか観察・判断をします。とくに問題となる要素は何かを把握します。
つぎに、あなたの希望と望ましい状態のすりあわせをし、目指すべき三要素の状態・バランスを設計します。
そして設計に応じて、三要素に対して、調整というアプローチをするという手順になります。
その結果、あなたに必要な状態を現すというわけです。
均整法は整体の一種とみるひともいますが、カイロプラクティクや整体とは異なっていると主張しています。それはこういう体のとらえ方の違いによるものです。

※上記の説明は、他の「均整」の看板を掲げるところの代弁をするものでなく、また保証をするものでもありません。