TAO均整閑の技術
技術の特徴 �(どんな調整か)
以下のことによって、一般の整体よりも多くの問題に応じ、手技の限界に挑み、施術効果を深め、安心して受けて頂けるように務めています。
- ●身体均整法をベースにするので、技術の適応範囲が広い。
- ●オリジナル技術が多い。
- ●手技の伝統を継承する方々から学んだ技術で、技術を芸術に高める追求をし、施術効果を深める。
- ●「遠隔操縦」というものが多い。
(「遠隔操縦」というのは、目的の場所には直接触れないで調整することを言います。例えば、足を操作することで頭や首、腰の調整をすることをいいます。
バストアップなど、直接触れることがためらわれるとき安心して施術を受けて頂けます。慢性的なものへのアプローチにも有効です。)
技術の特徴 �
次のことによって、問題の繰り返しの少ない施術、頭脳への負担の多い時代に合った施術、安心で同時に確実な施術に務めています。
- ●原因のさらに原因といえるところを探し出して調整する。
- ●万人向けの経絡点はあまり使わず、それぞれの人に合わせた調整点を探し出して施術をすることが多い。
- ●現代人に合わせたソフトで、安全な刺激。
- ●ソフトであっても筋肉や骨格にアプローチする技術。
<特徴 �>を確実に進めてゆくことは大変なことです。観察と調整点の調査に手間取ることがあリます。慎重に取り組む問題では、初回において調査だけに時間の大半を取られることがあります。しかし、それをすることによって、着実で問題の繰り返しの少ない施術になります。
信頼されるための対策(ご利用者の不利益防止)
当所がもっとも大切にするのは「信頼される施術所」ということです。
ここでは、技術外でのご利用者不利益防止について触れています。
ご利用者の不利益防止策として
- ●できないことの宣伝をしない。
- ●適応でないもの・できないと判っているものは予約段階で引き受けない。
- ●予約受付段階で判断がつかないものは、面接および体の観察で判断する旨を伝えて予約していただく。
これまでの経験から、以上の点に最大の注意を払っています。
同じようなご要望でも、ひとによってはご満足頂ける結果が得られないことがあります。
はっきりよい結果が得られないと判っている場合はお引受けしないのですが、判断が難しいことがあります。
満足頂ける結果が得られるか、非常に判断の難しい場合。
その場合は話し合いをし、了解を頂いた上で、なるべく短期に見通しをつけます。そのため、段階的な目標を立て、調整回数を区切って、目標に達したときに期間を延長してゆくなどの方法をとっています。
その他、施術に取り掛かってからの問題についても、来所者の不利益の防止、早期対応に心がけています。
お引受けしないことや、お断りすることがあるのは、以上のようなわけです。
ご利用者の不利益防止を優先しております。
何卒、ご理解、ご了承をお願い申し上げます。
施術の流れ
初回の流れ
- 1) 施術申込書・体調表への記入
- 2) リスニング:これまでの体の状態、ご希望などの聞き取り(要望の内容で時間のかかることがあります)
- 3) 観 察:骨格の変位、動き、活力の状態観察。中心になる原因の検出。原因の状態を読み取るなど。
- 4) 設 計:観察結果から、2を考慮して、調整手順や方法の判断をします。
- 5) 調 整:設計にしたがって施術します。
- 6) 確 認:調整結果の確認です。原因になる問題を中心に確認します。
- 7) 報 告:状態や見通しの説明。必要な人には、アドバイスを与えます。
判断が難しいケースでは、慎重に取り組むため、初回は”申込み書記入”から”観察”までに時間が掛かることが時々あります。
そのような場合初回は、体の反応を確認する調整だけをし、次回その反応によって状態を判断し、施術をしてゆく方法をとることがあります。
2回目以降
はじめに前回施術の経過聞取り。
そのあとは、初回の流れに準じて、体の変化に合わせ設計、調整をしてゆきます。
以上の作業が基本で、経過によっては、自分で行う方法の指導などが入ります。
施術の間隔
施術がもっとも効率的で、結果的に回数が少なく済む間隔は、3、4日に1回のペースです。
時間的に難しいときは、週1回のペースがある程度効率的な間隔になります。
しかし、回数がかかるケースで、理想的ペースで通えないときがあります。
そのときは、3〜5回は理想的ペースに近い間隔で通って頂く。そして、しばらく間を空ける。時間が取れたところで3〜5回、間を空けずにおこなう。
このようにして頂いております。
なぜ期日を空けずに次回の調整を行うのかといいますと、間隔を詰めることで相乗効果というものが出るからです。
調整して10日経つと相乗効果がなくなるようです。また、調整後2日以内は、次の刺激を加えると、前回の効果を乱しやすくなっています。3,4日あるいは週1回に調整をするという理由です。
2週に1度、月に1度というのは、意味なくはありませんが、効率性は非常に悪くなります。結果としてかえって回数が増えてしまいます。軽度のものでは間隔を空けながらでも可能なことがあります。しかし強い問題のあるときは避けて頂いております。
施術間隔というのもノウハウの1つで、状態、目的によって異なってきます。
それぞれの事情にあった間隔で可能かどうかは、お話を伺って判断するということになります。
施術回数について
<回数予測の前提>
もっとも難しい質問が、「何回位かかりますか」「期間はどれ位かかるでしょう」というものです。
工業製品を作るのとは違って計算できないことが多すぎ、予測が誤解の元になるからです。
しかし、費用や時間について何の心積もりもできないのは困ったものです。
そのようなことでTAO均整閑では、回数予測について、
- ●回数予測を求められたときは、経験例や似たケースをもとにする一般論であることを理解して頂く。
- ●予測が変わることがあることを了解して頂く。
- ●予測と異なると解ったときは、早期にお伝えする。
という方針でお答えしています。
以上のことをご理解のうえ、これから記すことを参考にして下さい。
<所要回数の目安>
下のA~Eは、歪の状態、要望の種類などで、5段階に分けた所要回数の目安です。基準は30代半ばの人です。
1箇所の問題部位について、施術が終わるまでに要する回数の目安です。
A 1〜3回
B 3〜6回
C 6〜12回
D 12〜24回
E 期限のわからないもの
前兆がまったくなく、ごく最近の身体異常は、Aになることが多く、慢性的、体質的になるほどEに近くなるとお考え下さい。
回数予測を尋ねられた場合、これまでの経験を基にして、上記5段階分けを参考にお答えしています。
ただしこれは、1箇所の問題部位についてです。複数のものはその分回数が増えます。ケースによって異なる増え方になります。年齢は30代半ばを基準にしていますので、それより若ければ回数は少なく、上になるほど多くなります。
電話での予測は難しいものです。推定も困難なケースのあることをご理解下さい。
例外が必ずあることもご承知下さい。
なるべく正確に予想し、その範囲に収めたいと努力はいたしますが、お答えは、これまでの経験を基にした一般的ケースとしての回答とご理解下さい。